おかしいな〜今月も売り上げが悪いな、、、
店長どうされたんですか?
実はね、チラシやDMなど一通りやっているのになかな反響がないだよ〜
あと、営業にきた制作会社に言われるがままWEBサイトを立ち上げたんだけど、全く反響がなくて、、、。
店長、ブランディングってご存じですか?
「ブランディング」とは、企業が持つブランドの価値を高め、消費者にとってよりメリットのあるもの、とすることで選ばれるブランドづくりをする活動のことを指します。
「ブランド」というのは、簡単に言えばある商品を別の(類似した)商品から区別するための一連の要素です。商品のデザインやシンボルマーク、商標、名称、キャッチフレーズ、記号など、様々な要素が組み合わさってブランドを形作ります。そして、そのような「ブランド」を消費者に認知させ、市場における自社(商品)のポジションを明確化するのが「ブランディング」という活動です。分かりやすく言うと、「〇〇といえばあの商品」「このシンボルマークはあのサービス」…といった意識をターゲット市場に浸透させるのがブランディングという活動の目的です。
つまり「ブランディング」とは、企業の商品が作り出すブランド要素による価値やイメージを、消費者の中で育成していく行動のことであるとされています。
ブランディングって聞いたことはあるけど、いまいちしっくり来ないんだよね。
これって必ずしないといけないの?
必ず必要ってことはないと思いますよ。
ただ、どうしてみんなブランディングを行うのかというとあらゆる局面において、様々な広報活動を有利に進めるからです!
ブランディングを行うということは、ターゲット市場において「〇〇といえばあの商品」という意識を根付かせるということです。
例えば「京都のお土産といえば おたべ」という意識が市場に浸透していれば、多額の広告費や販促費を投入して集客活動を行わなくても顧客を獲得することができますよね。
広告宣伝費や販促にかかるコストが削減できれば、その分を商品開発や顧客サービスの充実に投下することができます。また、ブランドが確立されれば、競合他社との価格競争から離脱することもできるかもしれません。もちろん、ブランディング活動を展開するにも当然コストはかかります。ブランディングにコストをかけて他のコストを削るのか、ブランディングは行わずに個別の施策を展開していくのかは戦略次第ですが、自社が販売する商材やサービスがターゲット市場においてオンリーワンのブランドとなれる可能性があるのであれば、挑戦してみる価値は十分にあります!
確かに、ブランドイメージが確率されれば価格競争に巻き込まれることもなくなるもんね。
おっしゃる通りです!個性を明確にして、お客様の方から選ばれる会社になるための取り組みとも言えますよ。
でも具体的にどんなことをするの??
実をいうと、ブランディングのためだけに行う特殊なマーケティング施策があるわけではありません。そうではなく、「広告宣伝や販促、PR、顧客とのコミュニケーションといったマーケティングにおける一連の活動の根底にブランディングという概念を置く」というのが、より実情に近いと言えるでしょう。つまり、まずは自社の商品の価値をブランドとして明確にした上で、そのブランドの価値が正しく伝わるように様々な施策を打っていくということです。
具体的には、自社の商品を「高級食材」としてブランディングしたいなら、広告やPR用のキャッチフレーズに「激安」という言葉は使うべきではありませんよね。これはごく単純で極端な例ですが、自社商品のブランドを明確にしていないが故に、こうした失敗を冒してしまうケースは意外と多いのです。
広報活動において、ブランディングに活用できる施策は数多くあります。
Webサイトをブランディングに役立てることもできますし、ブログ、SNS、WEB広告、紙媒体のDM、チラシ、商品・企業ロゴの一新など、様々な施策を通じてブランディングを行うことができます。
また、各取り組みに統一感を持たせることも非常に重要です。ある広報物がすごくおしゃれでも他の広報物が野暮ったかったら情報を集める側(消費者)は行動に移しません。
なるほどね〜、要は見せ方をしっかり統一感のあるものに仕上げて、伝わる形にするということだね。
おっしゃる通りです!例えば、おしゃれなチラシを作って興味がある人がWEBサイトみた時に、あまりにもチラシとWEBサイトのイメージが離れていたらお客さんはどう思うでしょうか?統一感を出して、伝えたいことを明確にしてターゲットに様々な施策をするのがブランディングです!
Webサイトやチラシにしても、ブランディングを全く意識することなく展開されることは少なくありません。一方で、ブランディングを意識して活用すれば、同時にその方面への効果をも上げていくことが可能です。
ブランディングを展開する上で重要なのは、「誰に何を伝えるのか」をあらかじめ明確にしておくこと。自社(商品)と顧客について深く理解するのはマーケティングの基本中の基本ですが、ブランディングにおいても同じことが言えます。
また、ターゲット市場で自社のブランドを確立できる可能性があるかどうかを、事前にきちんと検証しておくことも大切です。ターゲット市場に既に強力なオンリーワンが存在する場合、それを切り崩して自社のブランドを確立するのは簡単ではありません。困難であると知りつつ敢えて立ち向かうのも一つのやり方ではありますが、その準備がないのであれば、ターゲット市場とポジショニングを見直した上で、自社商品のブランドを再定義して挑む方が無難です。
なるほど、、、でもこういうのってどこに頼めばいいんだろう?コンサル会社?デザイン会社?
費用感もすごく高くつきそうで怖いな。
今日このFAX届いてたんですよ。
立生株式会社ってところが総合的に販促のサポートしてくれるとか、、、
一度相談されてみてはどうでしょうか??
WEB制作・リニューアル 40万前後から〜
各種デザイン 3万円前後から〜
以上、この記事ではブランディングという言葉の意味、ブランディングを行うことのメリットをご紹介した上で、ブランディングのために展開される施策、ブランディングを行う際のポイントや注意点について簡単にお話ししました。
縮小しつつある日本市場でビジネスを展開していく上で、ブランディングの重要性は今後ますます高まっていくように思われます。自社(商品)と顧客、競合を正しく理解した上で、効果的にブランディングを戦略に組み込んでいきましょう。
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